【睡眠・健康】寝ることと健康の関係の本質

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ども〜、狼華です(o^―^o)みなさんは、ちゃんと夜眠れてますか?
寝ることは大事って言われるけど、実際どう大事なん?ってどこだと思うんです。そこで今回は!

  • そもそも人はなんで寝るの?
  • 寝るとどんな効果が得られるの?
  • 睡眠と健康ってどんな関係性があるの?
狼華(るうか)

こんな声に応えていきます♪

目次

◎そもそも睡眠とは?

寝るっていうけど、そもそも睡眠ってどういうことを言うんでしょうか?
国語辞典で調べてみると、このように出てきました!

ねむること。ねむり。周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態。

Weblio国語辞典

まあたしかに、寝てる時は意識ぶっ飛んでますわ笑
浅い眠りのときは夢を見たりはするけど、意識して見てるわけではないですよね。

◎何故人は寝るの?

睡眠は大事!…私もよく言います笑
けれどされど、そもそも論。なんで人は眠るのでしょうか?それは脳と細胞に組み込まれた遺伝子レベルの時計があるからです。

アウストラロピテクスとかっていう時代の話になりますが、人間は太陽という光にさらされながら進化を遂げてきました。故に、光のあるうちに活動し、光のないときに休む、というサイクルが当たり前。そんな身体の構造に、生まれる前から仕組まれています。

狼華(るうか)

睡眠と覚醒が交互に起こるように、身体の構造がなっているんですね♡

この仕組みのことを1959年にフランツ・ハルバーグ医師が初めて存在を記録し、『サーカディアンリズム』と名付けました。

◎睡眠の役割ってなんなの?

睡眠の役割は主に4つあります。

  • 脳や心身の休養とメンテナンス
  • 記憶の整理と定着
  • ホルモンバランスの調整
  • 免疫力の向上

これらを詳しく見ていきましょう♪

脳と心身の休養とメンテナンス

これはもう当たり前と言いますか(笑)
メカニズムとして単に脳や体を休めているのではなく、寝ることによって積極的に脳の活性力や体の機能を維持・向上させようとします。

例えばアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβという物質は、寝ている間に脳脊髄液に洗い流しています。また使いすぎた筋肉や傷の修復は、起きているときではなく寝ている時に活性化されます。加えて睡眠中は交感神経よりも副交感神経が優位になるため、精神的にも身体的にもリラックスモードにできます。

狼華(るうか)

睡眠は脳・体・心のメンテナンスタイムであることが言えますね♡

記憶の整理と定着

これは聞いたり、実際に体験したことがある人も多いのではないでしょうか?
睡眠にはノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)がありますが、この繰り返しの中で記憶が整理整頓され、必要に応じて不要な情報は消去されます。
また勉強したことの記憶は睡眠によって定着するだけでなく、むしろ向上・強化されると様々な研究でも証明されています。

ホルモンバランスの調整

これは主に成長ホルモン、コルチゾール、メラトニンのことですね。特に成長ホルモンはしっかり大人の方にも分泌されているわけでして、筋肉、骨、内臓、皮膚などのダメージを修復・疲労回復に導く重要なホルモンで、寝ているときに一番活性化されます。

コルチゾールはいわゆる「ストレスホルモン」ですが、寝ているときは覚醒時に比べて10分の1しか分泌されません!だから眠ることで強制的にストレスをシャットダウンできるんですね!
コルチゾールは早朝時に最も多く分泌されますが、私の寝起きが悪い理由はきっとこれですね(笑)

免疫力の向上

睡眠前から睡眠期前半にかけて多く分泌されるメラトニンというホルモンが免疫力UPの正体です。
メラトニンは胸腺に働きかけて、Tリンパ球(免疫細胞)をたくさん作らせます。そうすることで感染症を治すことができますね♪

狼華(るうか)

インフルエンザなどの予防接種の効果は、睡眠がきちんと十分に足りているかによっても差があると研究報告されています!

睡眠の役割には健康に関わる重要な役割があることがわかりました。
言い換えると、寝ないとこれらの効果がちゃんと得られないってことですね!

◎睡眠と健康の関係

睡眠は心と身体のメンテナンスをするための時間、ということがわかりましたね♪
ただ実際のところ、人それぞれ睡眠覚醒の周期は若干異なりますし、睡眠障害が起きている人も一定数いるのが現状です…

では睡眠が健康とどう関係してくるのでしょう?

実は質の悪い睡眠の蓄積は、生活習慣病とかなり深い関係があります。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット 健やかな眠りの意義 より

これらは厚生労働省が提示している、睡眠障害と生活習慣病の関係について図式化したものです!
まず1つ目の図に関しては、睡眠不足によって肥満になりやすく、そこから高血圧、糖尿病といった病気に繋がってくることが描かれていますね!

これは健康な人でも寝不足(4時間睡眠)をたった2日間続けただけでレプチン(食欲抑制ホルモン)の分泌は減少し、逆にグレリン(食欲爆増ホルモン)の分泌が亢進するため、食欲が増大するためなんです!

これが何日、何ヶ月、何年と続いてる方は、本当に心配です(泣)

そもそも寝れない、ということも辛いですけど、さらに生活習慣病に繋がるかもしれない、ということを考えると…早く改善したいですね!

狼華(るうか)

そのしんどさは抱えたままではなく、症状に合わせて内科、心療内科、耳鼻咽喉科、精神科などを受診して、先生に相談してみてくださいね♡

◎終点

  • 人が寝るのは生まれた時から組込まれたシステム
  • 睡眠は心と身体のメンテナンスタイム
  • ほんの少しでも、睡眠障害は生活習慣病に繋がる因子

いかがでしたか?寝ることって、やっぱりほんとに大事でした笑

狼華(るうか)

私も不眠持ちでストレスがかかるとすぐに寝れなくなる人なので、今しんどい方の気持ちはものすごくわかります!

そんな方々が少しでも健康でいられるように発信していくので、また見に来てくださいね♪

ではばいちゃびん☆彡

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この記事を書いた人

夢を諦めきれず、社会人1年目で看護師から保健師へ転職。
カナダに短期留学中にコロナパンデミックになり、その時の経験から保健師を広めたい。保健教育を全国に、そして世界に発信したいと決意。
保健師として奮闘しながら健康に関するこれ知りたかった!の情報を発信中。

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