【看護・実習】看護ケアの大切なことを本質から理解するまとめ!

  • URLをコピーしました!

ども〜、狼華です!
さてさて、今回は看護シリーズ。看護職の仕事であるケアについて深堀りしていきます。

  • 看護職って具体的に何をするんだろう?
  • 看護師してて、ケアの本質を忘れてる気がする…
  • ケアってそもそもなんなんだろう?
狼華(るうか)

こんなところの声に応えるべく、狼華なり看護職にとってのケアをまとめていきたいと思いますん♪

目次

◎『ケア』ってそもそもなんぞや?

まず看護の定義、というところから始めましょう。

国際看護師協会(ICN)における定義を日本看護協会が訳したものがあります。それには

”看護とは、あらゆる年代の個人、家族、集団、コミュニティを対象に、対象がどのような健康状態であっても、独自にまたは他と協働して行われるケアの総体です。看護には、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれます。”

日本看護協会HPより

なるほど、看護はケアの総体を示したものなんですね。…ではケアとは?
これも日本看護協会が次のように定義しています。

”従来、身体的な世話を言い表す用語として主に使われてきた。身体的な世話 により、対象者との相互作用が促進されたり、対象者の心身が安楽になったりすることから、 『療養上の世話』若しくは『生活の支援』としてのケアに看護の独自性を見いだそうとしてきた歴史も長く、看護職にとって重要なキーワードである。また、医療の中では、キュアに対し て看護の特徴を際だたせるために、キュア対ケアという構図で用いられる場合もある。”

日本看護協会  看護に関わる主要な用語の解説 より

キュア(治療)とケア(看護)ということですけども。要するにケアとは、患者と密接に協力して、患者の健康を促進・維持し、病気やケガの際には適切な治療を提供するプロセス、ですね。

◎看護のケアの種類

「ケア」っていってもでかすぎるので、具体的なところをまとめてみました!

予防ケア
  • 予防接種、健康診断など、健康を維持するための活動。
  • 予防ケアで事前に病気を防ぐことが重要なステップ。
  • 手術前なども事前に手術後どのようなことが起こるのか説明をして患者の術後の不安を取り除きます。
治療ケア
  • 病気やケガに対する治療を提供します。薬物・内服管理や手術サポートが該当します。
  • 看護師は医師、理学療法士、作業療法士、栄養士、薬剤師など、多職種と協力し最適な治療を確保します。
回復支援
  • 患者が可能な限り元の健康状態に戻るのを支援します。リハビリテーションや生活スキル向上が含まれます。
  • 自宅や施設など病院のように設備が整っていない環境に帰って日常生活することを考えて、どこまで回復していたら良いか、帰宅後も必要なケアはありそうか、どのような機関と連携が必要か、考えます。
  • 患者の個別のニーズに合わせたサポートが鍵です。
緩和ケア
  • 末期疾患や痛みを緩和し、快適な末期を迎えるためのサポートが提供されます。
  • 患者と家族に寄り添い、心のケアが必要です。
  • 死後も遺族へのグリーフケアを実施します。

◎看護のケアでできること

看護のケアでは、患者のモニタリングが欠かせません。
これは状態の変化に早く気付き、適切な対応を迅速に行えるようにするためです!

また内服管理や処置、栄養管理などは看護師が患者に一番近い存在であることから、カンファレンスでも専門的な知識を話し合うためにいつもどうなのか、現状どうなのか、意見を求められます。
感情のサポートも看護の1つであり、患者の心身の健康に直結します。

治療方針が決まった時、薬を渡す時、食事形態が決まった時、リハビリが決まった時…こんなタイミングの時も、ほんとうに今のこの人に、この治療でいいのか、この人の今の状況からこの運動量でいいのか、と、その人に今最善の選択がされているかを考えることが日々のケアをしている看護師だからこそできること、なんですね。

◎終点

看護のケアは医療の中で最も重要なことであり、患者と適切な関係や適切なケアの提供が重要です。
現役看護師のみなさんはあたりまえなこと言ってる、と思うでしょう。

そんな当たり前のことを当たり前にできている看護師すごすぎんか~!ってことですよ!
こんなに医療の要背負ってるのに、給料~(´;ω;`)!ということです(笑)
思うことも大変なこともたくさんあるけど、やりがいを感じることはありますね。

狼華(るうか)

それを誇りを持ってできてる看護職のみなさんは本当に息しているだけで感謝の存在です♡

それでは今日もみなさん自分を労わって!
ばいちゃびん☆彡

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

夢を諦めきれず、社会人1年目で看護師から保健師へ転職。
カナダに短期留学中にコロナパンデミックになり、その時の経験から保健師を広めたい。保健教育を全国に、そして世界に発信したいと決意。
保健師として奮闘しながら健康に関するこれ知りたかった!の情報を発信中。

目次