ども~、狼華です(o^―^o)
今回は肌構造シリーズ最終回、皮下組織編でございます!
3本シリーズで投稿してますのでご覧になってない方はぜひ見に来てください♡
ではでは早速始めていきますね~♪
◎皮下組織とは
まず皮下組織の正体をお伝えしましょう。
皮下組織とは、「衝撃吸収材のクッション」です。
あら、またクッション(笑)
いえいえ、真皮とはまた異なる働きなんでございます。
皮下組織は、主に皮下脂肪を含んでおります。
◎皮下脂肪の役割
皮下脂肪は聞いたことがる方も多いのではないでしょうか?
皮下脂肪の役割は3つありますが、
これがまた面白いんですよ。
- 食事から得た余剰エネルギーを貯蓄する役割
- レプチン、アディポネクチンなどのホルモンを分泌する役割
- 老化した肌細胞の働きを補う役割
まあ1つ目は代表的、皮下脂肪のイメージはこの脂肪蓄積が印象的ですよね。
メタボリックシンドローム、肥満等と関連して聞くことが多いと思いますが、悪いことばかりではありません。
皮下脂肪によりエネルギーを貯蓄するため、我々人間は体温調節が出来ます。
なので代謝とかにも関わっているんですね。
面白いのは2つ目。
- レプチンは、食欲を低下させるホルモン。
- アディポネクチンは、インスリン(血糖値を下げるホルモン)効果を高め血管機能を良好に保つホルモン。
なんと…皮下脂肪と聞いて連想するイメージの真反対、痩せ等で連想しやすい機能を持つホルモンが分泌されているんです。
最後の3つ目は肌が老化するとしみやたるみが出やすいのですが、そこを柔らかい皮下脂肪が肌の中でピンっと
中で張ってくれることでそれが防げる、ということです。
◎皮下脂肪が増えるとどうなるの?
皮下脂肪というのはそもそもどこに存在するのかというと、皮膚と筋肉の間に存在します。
1番わかりやすい皮下脂肪は二の腕です。
女性はわかりやすいと思うのですが、ぷよぷよしてますよね、それです。
この皮下脂肪は増えすぎると肥満に直結しますし、肥満状態が長く続いた身体においては、
関節痛や無呼吸症候群(寝てる時にいびきが途中で止まるやつ)を引き起こしやすくなります。
女性は本当に難しいのですが、痩せすぎても太りすぎてもホルモンバランスが乱れ、排卵障害が起こりやすくなることから、月経異常や不妊にもつながる可能性が出てきてしまいます。
若いうちは筋肉があるので影響が出にくいですが皮下脂肪の多いボディを長年続けてしまうと、必要以上の重さが関節に負荷がかかる状態をキープしていることになります。
故に、関節の中の軟骨がつぶれて関節痛を生じやすかったりするんです。
筋肉は負荷になるのではなく、逆に関節がうまく機能してくれるようにサポートしてくれる役割があるので、筋肉による体重増加はむしろOKです♡
◎皮下脂肪が減るとどうなるの?
一方、皮下脂肪が減りすぎてしまってもダメなんです。
皮下脂肪はクッションです、中綿の無いクッションはヘタりますよね。
皮下脂肪の無い皮膚は滑らかさを失います。
そのため、骨にペタっと皮膚が沿うので凹凸や影が出来てしまうんです。
皮下脂肪の低下が一番顕著に出るのが「頬」なんですが、頬がこけてしまうことは健康的に見えるでしょうか…?
ハリや弾力が無い、ということですからしわやたるみがわかりやすくなる、ということも言えますね(´;ω;`)
◎終点
- 皮下組織は衝撃吸収材!
- 皮下組織には皮下脂肪が豊富に存在している
- 皮下脂肪は摂らなすぎも、摂りすぎもNG!
- 皮下脂肪を適切に摂取することで肌のしわやたるみをカモフラージュしてくれる!
皮下脂肪と聞くと、肥満を連想しがちで摂取を控えたくなりますが、適度に必要分は摂らないとだめですね!
今思い返してみるとたしかに、父方の痩せてるおばあちゃんと、母方のふくよかなおばあちゃんとだったら、しわやたるみが全然違うなと思いました!
さて、3本シリーズでお届けした肌構造シリーズ♡
いかがだったでしょうか?
追々、肌に合わせたスキンケア方法等もまとめられたらいいな、と思っとります。
では今回はこれにて、ばいちゃびん☆彡